(本物の自由)

この言葉との出会い。
1990年代 LONDONに住んでいた頃
The Beatles “ free as a bird ” の
制作の元になった ジョン・レノンの
弾き語りのデモテープが、
ブートレグでフリーマーケットに
出回りました。

カセットテープに録音されたその音源。
弾き語りを始めるその冒頭
確かにジョンは
free as a void と言っているのです。
bird ではなく void と、
void 空(くう)虚空 何もない 無の世界
無から生まれた宇宙。
無から生まれる無限の可能性。
free as a void 本物の自由。

ドラムを叩いている時
邪念から自由になって
目指す理想の世界。
たどり着きたい場所。

椎野恭一

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